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2002年03月01日 リスクって?

いきなり「リスク」についてちょっと考えてみます。

下のグラフは実際の 円/米ドル の為替レートの推移 (97/01〜01/07ごろまで) です。

話を単純化するために両替え手数料などは考えずに、97年8月ごろ? 1ドル=120円でドルを購入したとします。青い縦線を引いたところです。するとその後ドルは高くなったり安くなったりしますが、買った時の120円よりドルが安くなれば損、高くなれば得してる、と言えます。上のグラフで赤くしてあるところが損をしているところです。

しかし、ふつうお金はタンスではなく銀行に預けます。すると利息がつきます。仮に年5%の利息がつくとします。注意!! 今は日本円でも米ドルでもこんな利息はつきません。ただし、97年頃の水準としては現実的な数値でした。かりに100万ぶん = 100万円 / 120 = 約8300ドル購入して預金したとすると、米ドル預金は次のグラフのように増えていくことになります。

この利息分を考慮して、それぞれの時点で日本円に戻すといくらになるかをグラフにしたものが次です。

最初のグラフにくらべて赤い部分が大幅に減ったのが分かります。つまり利息がつく分多少ドルが安くなっても損しなくなるわけです。しかも利息は年々増えてくるので、時を経るにつれて、より大きくドルが下がっても損しなくなります。

今日の話をまとめると長く置くほどリスクは減少する。外貨預金ばかりでなく、国内の株式などでも価格が短期的には上下をくり返しながら長期的には徐々に上がっていく、という変化をするものが多くあります。つまり預けて(購入して)しばらくは損得をくり返しながら、気がつけばずいぶん儲かってる、という感じになるわけです。しかし、途中でどうしてもお金が必要になり、買った時より値下がりしているときに払い戻す(売却する)ことになると損をします。これがリスクということになります。従ってやはりリスクのあるものへの投資は「いついつまでに使う」という予定のないお金でするべきである。ということです。

なおもう一つのリスクには、預けた先の銀行や債券の発行元が破たんしてお金が戻ってこない。ということがあり、これはまさに「危険」ですが、事前に予知するのは難しいかな?

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