10代の人は仁丹を知らないらしい。あるのど飴をもらったとき、
「梅仁丹に味が似ている。」
と言ったら
「仁丹ってなんですか?」
と聞かれてしまった。というわけで探してみました。というか、探すまでもなく今でもちゃんと売ったので買ってみました。仁丹とは、発売から100年にもなるという、口中清涼剤の元祖と言える製品。生薬を配合してあり、めちゃ独特の強力な香りがする。成分を見れば想像がつくと思うが、ミント + クローブ + シナモン といった感じ。また、医薬部外品であり効能をうたっているのも特徴。
ヒゲのおじさんの正体を知りたい人は、メーカのサイト
http://www.jintan.co.jp/
を参照されたい。主な配合物: 甘草, 阿仙薬, 桂皮, 和桂皮, 茴香, 生姜, 丁字, 縮砂, 益智, 木香, 薄荷脳.
効能: 気分不快, 口臭, 二日酔, 胸つかえ, 悪心嘔吐, 溜飲, めまい, 暑気あたり, 乗物酔.
用法・用量: 大人1回10粒、1日10回まで適宜服用する。スタンダードな仁丹はこんな形の紙パッケージ。絵柄は色々あるようだ。このマークに見覚えがある人は多いだろう。
大量に購入する人は瓶入りも。
お店ではこんな箱に入ってならんでいる。
「梅仁丹」もある。こちらは梅味で甘みもあるので食べやすい。
仁丹の良いところは詰め替え用が売っていてケースを再利用できること。
「グリーン仁丹」こちらはガムの味。これも食べやすい。
詰め替え。
粒の写真。ケーキに振りかけるアラザンにそっくり。梅とグリーンはそれらしい色で着色されており、粒が大きい。